下妻懐古録 〜下妻エッセイ〜
 
           

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 砂沼のほとりにある小さなやきそば屋の「たぐち」は下妻旧市内の人なら誰でも知っている。
 


 幼稚園の頃から食べ続けてきたあのやきそばは今もなお味を変えていない。寂しい時や辛い時、今もここを訪れる。子供の頃を回想する。ビンに入ったあられを買ったり、よっちゃんいかを買ったり、いたずらをして走り回っていた鼻垂らしの俺。中学校の野球部の部活の帰り、先輩達からの贈り物「ケツバット」の痛みに耐えながら、大盛りやきそばにコショウをめ一杯かけてかっこんだあの日。あれから30年。

 平成14年のある日、おばちゃんに「最初にここで食べた記憶を持った時から25年もたっちゃったよ。」と話したら、「そうだよねえ、この店も平成10年で50年目を迎えたからねえ。」

 平成15年10月12日未明「下妻市砂沼新田たぐち商店」は火災により完全に焼失してしてしまった。火元は良く判っていないらしいが、どうも浮浪者が秋の夜の寒さにたえかねて、夜な夜な忍び込んでいたらしく、その浮浪者の煙草の火の不始末ではないかとの噂。←(平成16年10月逮捕)
 なにしろ夜は誰もいないお店だし、建物が古く,砂沼側の窓は力を入れれば開いてしまう構造だったし。
 偶然だが、その前日の11日午後1:00ごろ子供達を連れて食べに行ったばかりだった。あのやきそばがあの木造店鋪での最後の思い出になるとは思わなかった・・・。

 平成16年たぐち商店は復活した。場所は元のところと少し変わったが、あの味と店のスペース・構造は変わっていない。



 なんでも、再建する際に、おばちゃんの動作が同じになるよう元の店の間取りをそのまま再現したとのこと。

 今も子供と,散歩がてら焼きそばを食べに行く。

 2007年12月27日現在、たぐちのおばちゃんが亡くなって、今は建物も無くなりました。うちの娘が時々言います。「お父さん、たぐちのおばちゃんの焼きそばまた食べたいね。おばちゃん天国でも焼きそば焼いてるかな?」・・・・きっと焼いてるよ。ベルマーク集めて待ってるよ。


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素材 : アイコンと牛飼いの部屋様