もぐっちょ
砂沼にいた鳥に「もぐっちょ」と呼んでいたのがいた。
ぷかぷかと水面に漂っていたかと思うと、突然プクンと沈んで見えなくなる。
「おや?」と思っていると予想していなかった場所からサーっと現れる。
そこで子供等はどこで潜った鳥がどこに出てくるか、についての法則を見いだそうと必死になったものだった。
下妻懐古録 〜下妻エッセイ〜
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