ばっち
末止
兄弟姉妹の一番最後の末っ子を下妻では「ばっち」と呼ぶ。
兄弟が多かった昔は、貧しい家庭の場合あまりにも子供が増えると生活が厳しくなったために「もうこの子を最後にしたい」という祈りを込めて「末子」または「末止」と書いて「まつし」と名づけたらしい。
実際に新潟出身の7人兄弟の末弟で「末止(まつし)」さんという方が、知り合いにいた。
この「まつし」が訛って「ばっち」になり、兄弟の一番下を指すようになったのだと考えられる。
このあたりでは、一番下の兄弟を「ばっちのばがやろ」と言うのだが、これはおそらく子沢山の時代は、厳しく育てられる長兄や、貧乏に苦しむ間の兄弟に比べ、豊富な労働力として兄弟が使われている中、一番小さい末っ子が母親や姉の寵愛を受け、ヌクヌクと育つことが多かったことから、甘えん坊が多くなりがちであったため、こう呼ばれてきたらしい・・・。
でも、二人兄弟の下で「ばっちのばがやろ」と言われるのもどうかな?
ちなみに、三人以上の兄弟の真ん中の子は「真ん中馬糞(まぐそ)」と言われる。
厳しくしかし大事にされる長男と、優しくしかも大事にされる末っ子にはさまれて、馬糞と呼ばれる兄弟達の気持ちは・・・・。
兄弟が多かった昔は、貧しい家庭の場合あまりにも子供が増えると生活が厳しくなったために「もうこの子を最後にしたい」という祈りを込めて「末子」または「末止」と書いて「まつし」と名づけたらしい。
実際に新潟出身の7人兄弟の末弟で「末止(まつし)」さんという方が、知り合いにいた。
この「まつし」が訛って「ばっち」になり、兄弟の一番下を指すようになったのだと考えられる。
このあたりでは、一番下の兄弟を「ばっちのばがやろ」と言うのだが、これはおそらく子沢山の時代は、厳しく育てられる長兄や、貧乏に苦しむ間の兄弟に比べ、豊富な労働力として兄弟が使われている中、一番小さい末っ子が母親や姉の寵愛を受け、ヌクヌクと育つことが多かったことから、甘えん坊が多くなりがちであったため、こう呼ばれてきたらしい・・・。
でも、二人兄弟の下で「ばっちのばがやろ」と言われるのもどうかな?
ちなみに、三人以上の兄弟の真ん中の子は「真ん中馬糞(まぐそ)」と言われる。
厳しくしかし大事にされる長男と、優しくしかも大事にされる末っ子にはさまれて、馬糞と呼ばれる兄弟達の気持ちは・・・・。
投稿者:ricmania 投稿日:2006年01月19日(Thu) 閲覧回数:7206