下妻出身の偉い人(5)横瀬夜雨さん



 詩人。明治11(1875)年〜昭和9(1934)年 茨城県真壁郡横根村(現 下妻市)生れ。
 3歳の時、佝僂病(くるびょう)に冒され、体の自由を奪われて生涯をこの病に悩まされる。

 「文庫」に作品を発表し、詩人としての評価を得る。
 河井酔茗が主筆をしていた「女子文壇」を手伝い、作品を発表するかたわら、詩や日記文の選者も担当、多くの文学少女との恋の懊悩を繰り返した。

 のち、「近代風景」をはじめ、諸紙誌に詩や随筆を発表。また、「太政官時代」など多くの歴史書も公にした。
 昭和9年,肺炎にて死去。

 この夜雨さんの実家があるのが,下妻物語の桃子が住んでいるという設定になっている「横根」地区だ。




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