
昭和29年の市制施行の際に下妻市庁舎となり、昭和44年に現在の庁舎ができるまで使われていました。 それまで、下妻町の役場は三道地公園(旧郵便局跡地)や、西町林翁寺前などにあったそうです。
私の母は下妻市職員でしたが、就職した際はこの旧庁舎に勤務していたそうです。 この庁舎入り口のところに昔は「羽場パン屋」さんがありまして、おじいちゃんとおばあちゃんが営業されてました。母は若い頃随分お昼を買いに訪れたらしく、お店をやめた後でもおばあちゃんは私に会うたびに「お母さんによろしくね」と声をかけてくれたのを思い出します。
下妻ふるさと博物館がオープンした際に、収蔵されていた古民具や資料は全てそちらに移転したため、現在は栗山地区の公民館になっています。 もう少し手入れをしておけばあと50年は持つと思うんですが、現在の保存状態はあまり良くありません。
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