小島熊野神社

061107_1532~0001 061107_1533~0001 石段
061107_1534~0001 061107_1534~0002
 
061107_1535~0001 061107_1534~0003

小島稲荷山は小学校時代に「前方後円墳」であると聞いたことがあります。しかし、現在の下妻市教育委員会の史跡・文化財リストにはそのような記載はありません。

現地は小島の集落の西端にある安楽寺の山門前の道を南に入っていったところで、車は停める場所も無いので自転車で行ってみました。
この不自然な小山の上には、子供用の遊具のある公園と、稲荷神社と小島地区の公民館が建っています。

私見ですが、ここは元は間違いなく古墳であったものを、南北朝から戦国時代にかけ、この小山の南に広がっていた毛野川上流の沼地からそびえる地の利を生かして、多賀谷城の南方の櫓楼として使用した可能性が高いと思います。

東から小山に登るところには、かなり古い石段がしつらえてあります。南側には山の稜線に沿って小道もあります。山頂西にはさらに土塁があり、その上に稲荷社が鎮座しています。そこから一段低い東側の平らなスペースには、この場所に不釣合いに大きな小島公民館が建っています。

この小山の北側の裾には、かなり古い石造や石碑が並べてあったり、土から顔を覗かせたりしていますが、磨耗が激しく文字などの確認はできませんでした。





サイト名: Pironkey's   http://pironkeys.main.jp
この記事のURL:   http://pironkeys.main.jp/modules/tinyd3/index.php?id=13