山尻鹿島神社

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お鹿様の伝説(下記)があるので取材してみました。この神社は拝殿と3つある小社に賽銭箱が無く、寄進をしようと思ってもできませんでした(笑)。残念ながらお鹿様がどこにあるのか判らなかったのですが、入り口の鳥居の脇に社が2つ、拝殿の右側に1つあり、その中のどれかがお鹿様なのかと思って、とりあえず3つとも写真を撮ってみました。
この神社の東方には、川沿いに遺跡の発掘をしている場所があるはずなんですが、暗くなってしまったのでまたの機会に取材を延期です。

【GPS位置情報】
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b36.10.44.05&lon=%2b139.59.47.63&fm=0



むかし、山尻村(今の下妻市山尻)の鹿島神社の境内に、傷をおった一頭の鹿が逃げこんできました。
近くにいた村人たちが、すぐに鹿を取りおさえたのですが、かなりの深手をおっており、まもなく死んでしまいました。
するとそこへとなり村の人たちがやって来て、「その鹿は、おれたちがつかまえようとしてここまで追ってきたんだ。さあ、こっちへわたしてもらおうか。」と、寄りつめました。ところが、山尻の村人たちも「いや、この鹿はここでおれたちがつかまえたものだから、お前たちには絶対にわたせない。」とゆずらず、とうとうけんかになってしまったのです。
そこで、村の名主がでてきて、仲裁(チュウサイ)に入り、「むかしから、鹿は鹿島神社のお使いというではないか。鹿がこの境内(ケイダイ)まで逃げてきたのは、ここにほうむってもらいたかったからにちがいない。そうは思わないか。」と言って、それぞれの村人達をなっとくさせ、けんかをやめさせました。
鹿は、境内の天満宮(テンマングウ)のすみに手厚くほうむられ、「お鹿様」として祭られました。





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