ざりがに
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愛宕神社の裏掘は子供達のざりがに捕縛場だった。毎日するめイカやよっちゃんイカの切れ端を持参した子供等がタコ糸を使ってざりがにを釣っていた。
腹が減ると、捕まえたざりがにの尻尾をむしって食べる強者もいたりして、他者よりも少しでも大きくて赤い(まっかちんき)をとることに精を出した。
脱皮したばかりのざりがにを釣り上げると、固いはずの手ごたえがぶみゃーと柔らかくて、「ひゃー!」と声を出したりもした。(こんなのをとうふと呼ぶ)
砂沼に限らず、駅の東口の田んぼでも採っていた。今はこの田んぼは埋め立てられて住宅造成地になってしまい、ちょっと寂しい。
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