ごろっかち

 砂沼に住んでいる「だぼはぜ」のことを「ごろっかち」と呼ぶ。中学生の頃は毎朝早起きして、友達のしんちゃんと愛宕神社の前で「ごろっかち釣り」をした。

 やまべ用の針に「さし」をつけて、浅瀬でへばりついている「ごろっかち」の目の前でつんつんする。
 すると、必ずぱくっとくるのでほぼ100%の確率で釣れる。釣った奴を放してやっても、目の前でつんつくつんとやるとまたぱくっとくる。

 馬鹿な魚と嘲笑しながらも、夏休みまでの朝の日課としてしばらく続けた俺らも十分馬鹿だった。

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